はじめてでもわかる!葬儀・香典返し完全ガイド

突然の出来事に慌てないために、仏事に関わる疑問をシーン別にまとめてみました。これが正解!の頑なさより、状況に合わせて対応できる一般的な常識人を目指そう

香典返しに商品券は贈るのはタブー!?商品券があまり利用されない理由と商品券を贈る際に気をつけたいこと

f:id:gifcon:20170412231924p:plain

便利なようで難しい商品券

香典返しに商品券を贈ること自体は明らかなマナー違反というわけではありません。

しかし、心遣いに対してのお返しが現金と変わらない商品券では、あまりに直接的すぎるという意見も少なくありません。

実際に、「直接お渡ししても荷物にならない」「不要なものをもらっても困るから」など、商品券自体は贈る側も受け取る側にもとても合理的で良いかと思われる反面、お金をそのまま突き返したような印象になったり、額を明らかにするのはマナー違反という声も多く聞かれます。

特に香典には、助け合いの精神から「遺族に役立ててほしい」などの心遣いが大いに含まれてますので、その気持をそのまま返してしまうような商品券ではかえって失礼に当たる場合もあります。

また、日本の贈答文化でも金額をあえて明らかにせず贈ることは、相手への気遣いや謙虚さの現れでもありますので、香典返しに商品券というのはあまりおすすめできません。

f:id:gifcon:20170321181058j:plain

商品券=お金という認識

商品券は形は違えど、実際にお金と同じように使用でき、見たままがその物の値段となりますから、目上の人へのお返しなどには「目下の立場から贈るのは失礼」や、「頂いた現金に現金で返しているようなもの」として快く思わない方もいらっしゃいます。

香典返しに商品券を贈ることもある

商品券をお返しにすることはマナー違反とする考えがある一方で、実際に香典返しに商品券を贈られることもあります。

これは、葬儀の内容自体が時代とともに小規模になったり、家族葬という形が増えてきたことで、香典返しの品物選びが変化してきたからといえるでしょう。

特に比較的若い喪主である場合などに商品券が用いられるケースが多いようです。

ただ、年齢層の高い方へお返しする場合には先にも記載したように慎重に決める必要があると言えます。

昔からの風習や地域性も考慮してうまく活用したいところです。

香典返しの金額の相場について。少なすぎず返しすぎない金額の目安と一家の働き手が亡くなった場合の香典返し金額について - これだけは知っておきたい 香典返しのマナー

商品券を選ぶ際に気をつけたいこと

商品券は便利で合理的といえますが、百貨店でしか使えない商品券などで地方に住む方が使いづらかったり、そもそも買い物に行きづらいお年寄りの方などには不向きであるとの見方もあるようです。

商品券を贈る場合はお相手の生活スタイルや環境なども気を配りたいところですね。 

f:id:gifcon:20170321184357j:plain

カタログギフトという選択

商品券を贈ろうか迷われている方にも近年需要が増えてきているのが「カタログギフト」でしょう。

「商品券では金額がはっきりと分かりすぎる」、「不要なものを贈ってしまってはかえってご迷惑・・」「お相手の好きなものを」とお考えの場合でも、カタログギフトであれば相手の好きなものを選んでもらえるのはもちろん、商品券を贈る場合と違って明確な金額を相手に見せないという面で非常に便利ではないでしょうか。

何を贈る場合でも、遺族の感謝の思いが伝わるお香典返しにするために、お相手を思う心遣いも大切にし、お品選びをされてみてはいかがでしょうか。