はじめてでもわかる!葬儀・香典返し完全ガイド

突然の出来事に慌てないために、仏事に関わる疑問をシーン別にまとめてみました。これが正解!の頑なさより、状況に合わせて対応できる一般的な常識人を目指そう

一回忌と一周忌の違いをきちんと把握しましょう

亡くなった翌年は「一周忌」

満1年目で、亡くなった翌年を「一周忌」といいます。
一周忌にあたる翌年のお勤めは、いうなれば二回忌となりますが、亡くなってから一年経った、つまり一周したということから「一周忌」という表現になっており、周忌と表現するのはこの時のみとなっています。

一回忌とは?

一回忌は葬儀のお勤めのことを言います。というのも、数え年と同じ数え方をするためで、亡くなった年が「1」とされるからです。

そのため、満二年目は「三回忌」、満六年目は「七回忌」となります。

よく、亡くなった翌年の法要は「どちらの言い方が正しいか」で迷われる方がいらっしゃいますが、翌年は「一周忌」となりますのでぜひ覚えておいて下さい。

「一回忌と一周忌はどちらが正しいの?」とご質問を頂くことがございますが、それぞれにきちんと意味があり、どちらも正しい表現なのです。

のしの表書きや礼状の書き方に注意を

筆者が以前に勤めていたギフトショップに、「ご仏前を頂いたのでお礼を送りたい。」というお客様がいらっしゃいました。

その際、品物に添えるお礼状の作成もご依頼いただいたのですが、「一回忌法要に際しましては~」という内容をご指示いただいたのでお話を伺うと、三回忌や七回忌ということから、一周忌も同じく"回忌"と表現すると思われていたようです。

このお客様以外にも、同様に「一周忌」と「一回忌」についてご存知のない方が非常に多くいらっしゃるということがわかりました。

その時の新人スタッフや若いスタッフも違いを説明できず、そのままお客様のおっしゃる通りに受け付けてしまうということもあり、非常に驚いた記憶があります。

ギフトショップといえ、勉強中の新人の方や、そのお店の得意とする分野で知識にムラが生じる可能性もありますので、まずは皆さん自身でこの違いだけでもしっかりと覚えておいて頂きたいと思います。

万一、お店の方にこちらの意図や必要なことが伝わらず、この一周忌と一回忌のように違った提案をされた場合でも、この違いを知っていれば、依頼主である私達が「知らずに恥をかいてしまった」という事態も未然に防ぐことができるのではないでしょうか。

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